モンテネグロ

コトル発の北モンテネグロ1日ツアー 訪れた場所と参加した感想

コトル滞在中に、北モンテネグロを巡る1日ツアーに参加しました。

ツアーは参加者10名で、大型バンに乗って北モンテネグロの見どころを訪れるというもの。

コトルから出発してぺラストやドゥミトル国立公園、オストログ修道院を訪れ、美しい自然や深い信仰に触れる盛りだくさんの内容でした。

今回はそんな北モンテネグロのツアーの様子ほか、参加してみた感想を紹介します。

北モンテネグロ1日ツアーの様子

ツアー当日は以下のようなスケジュールでした。

7:10 コトルを出発

7:50 ぺラスト

8:10 リサン湾

9:00 シクニッチの塩湖

9:15 レストランで朝食

12:00 タラ渓谷の橋(自由時間30分)

13:20 黒い湖(自由時間1時間)

14:40 レストランで昼食

17:30 オストログ修道院

20:30 コトル到着

ガイドさんの説明は英語。参加者の出身国はイギリスやカナダ、オーストラリアなど英語圏が多かったです。

 

小さな島が2つあるぺラスト

出発した私達がまず立ち寄ったのは、コトルから20分ほどの場所にあるぺラスト。人口500人ほどの小さな町で、町の沖に小さな島が2つ浮かんでいます。

ここでは島を見ながら、ガイドさんが説明をしてくれました。

修道院が立つ島は「スベティ・ジョルジェ」。天然の島の上に修道院が建てられました。

もう一つの島は「岩礁の聖母島」。15世紀にこの島の岩礁に聖母マリアのイコンを見つけた漁師が、その場所に十字架を立てて聖なる場所としたのがこの島の始まりなのだそうです。

静かな水面に小さな島が2つ浮かんでいる様子は、まるで絵画のようでした。

リサン湾を一望

ぺラストの次は、リサン湾(Risan Bay)が望めるポイントへ。

山の上にあるので風がかなり強かったですが、ここから見下ろす湾全体の景色は素晴らしかったです。さっきの島も遠くに見えました。

シクニッチの塩湖

リサン湾からさらに45分ほど走り、シクニッチ(Nikšić)という町にある塩湖(Salty Lake)が見えるポイントへ。巨大な湖が目の前に広がり、そこに小さな島がいくつも浮かんでいる様子が見えました。

太陽の光で水面がキラキラ輝いていてステキ…!

なぜ「塩湖」という名前なのかは不明です(聞けばよかった…)。それにしても、モンテネグロは山が多いですね。

ここは他のツアーも訪れるらしく、シュナップスやジャムなどお土産を売っている屋台も1件だけありました。

レストランで朝食

塩湖の眺めを楽しんだら、近くのレストランで朝食です。メニューに一応英語があったものの、その説明だけでは何のことかさっぱり分からず。

店員さんは英語が分からないので、ガイドさんが通訳してくれて注文。皆ドキドキしながら食事が運ばれてくるのを待ちました。

私が注文した「フレンチトースト」。甘いと思っていたら全然甘くなくて、見た目よりかなり脂っぽかったです。

ほかの参加者は、ほとんどが「クレープ」を注文していました。クレープといえどハムとチーズを挟んで油で揚げたコテコテの料理で、着た瞬間「なにこれ?」の空気。

量も多くてほぼ全員が完食できませんでした。店員さんがすごく親切だっただけに、残しが多くて申し訳なかったです。でもあれは食べられない…

タラ渓谷の橋

食事が済んだら2時間ほど走り、タラ渓谷へ。ドゥミトル国立公園内にあるタラ渓谷は長さ80km、一番深い場所は深さ1300mと、ヨーロッパ最長かつ最深の渓谷です。

谷底にはエメラルドグリーンの川が流れ、周囲の山や緑も相まってとても画になる風景でした。

と、ここまではいいのですが、コテコテの食事のあと2時間のドライブで車酔いをした私は、このときダウン寸前。頑張って橋の真ん中あたりまで行き、景色を眺めながら吐き気が収まるのを待つしかできませんでした。

夫やほかの参加者は、谷の両側を結ぶジップラインを体験。

小さいですが、谷の上を滑っていく夫。スピードはそんなに出ないみたいで、高い所さえ平気なら楽しいよ!とのことでした。

黒い湖

タラ渓谷の後は、同じくドゥミトル国立公園内にある「黒い湖(Black Lake)」の散策をしました。

「黒い湖」という名前の由来は、針葉樹の森が湖に反射して黒っぽく見えることから。ドイツの「黒い森」とほぼ同じ理由ですね。

ここでは1時間の自由時間があったので、湖の周りや森の中を散策。

6月だったので泳いでいる人もいましたが、水はかなり冷たかったです。手でさわる分には気持ち良いけれど、泳ぐのはかなり寒そう。

水の中には小魚やオタマジャクシも沢山いました。

湖に沿って歩くにつれ変化していく風景が、とても美しかったです。

オストログ修道院

昼食を食べてツアーの最後に向かったのは、モンテネグロ最大のキリスト教聖地であるオストログ修道院。

標高約800mの断崖絶壁にある修道院には、様々な奇跡を起こすと言われている修道士「聖ヴァシリエ」の遺体が安置されています。このことから人々からの厚い信仰をあつめ、世界中から毎年10万人が巡礼に訪れるのだそうです。

世俗と切り離された、まさに「秘境」とも言える場所にある修道院。門をくぐったところからピンと張りつめた厳粛な空気が流れていて、信心深くない私でもどこか背筋が伸びる様な気持ちになりました。

ここでは修道院に安置されている「聖ヴァシリエ」の遺体を直接目にすることができます。院内では短いズボンなどNG。入り口付近スカーフが入っているカゴがあるので、それを巻いて脚や肩の露出を隠してから中に入りました。

「聖ヴァシリエ」の遺体の前には神父さんがいて、1人ずつ前に行き遺体とご対面。

その後は修道院のテラスから下界を眺めながら、かつてはここまで自力で上ってきた修道僧たちの話をガイドさんから教えてもらったりしました。

1日ツアーに参加した感想

今回のツアーでは個人でのアクセスが難しい場所を沢山訪れ、モンテネグロの大自然と深い信仰に触れることができました。

ガイドさんも知識豊富で説明が分かりやすかったです。レストランでの食事はみんなで相席だったので、ほかの参加者と交流もできました。

一方でマイナスポイントだったのは、移動時間の長さ。こればかりは仕方ないですが、次の目的地まで1時間半や2時間走ることが多く、車に揺られているだけで疲れてしまったのも事実です。

散策する時間より移動時間の方が長かったかもしれません。

移動が多いので、車酔いしやすい人は酔い止めは必須ですよ!

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マイナスな部分もありましたが、行きにくい場所も沢山巡れたので、全体としては参加して良かったです。

コトルに数日滞在する予定があるのなら、1日ツアーでモンテネグロを開拓してみてはいかがでしょうか。私達はGetYourGuideから予約したので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。