【ドイツで硬水対策】肌トラブルにあわないためのスキンケア

ドイツの水はほとんどの地域で硬水。

ドイツに来てから肌荒れや乾燥に悩む人は決して少なくはありませんが、その原因のひとつが硬水だったりします。

私も渡独直後はこれまでにないほど肌が乾燥していましたが、現地の人にスキンケア方法を聞いたり自分であれこれ試しているうちに合う方法がみつかり、今では目立った肌トラブルもなく過ごせるようになりました。

そこで今回は、私がドイツで実践しているスキンケア方法を紹介。全ての人に合うとは限らないので、「こんな方法もあるのか」と参考程度に読んでみてください。

硬水が肌に与える影響

硬水というのは、カルシウムやマグネシウムといったミネラル分が多く含まれている水のこと。

よく「日本から持ってきた洗顔料が泡立たない」なんてことを聞きますが、これは硬水に含まれるミネラル成分が洗顔料の洗浄成分と反応して作られる「せっけんカス」が原因です。

この「せっけんカス」は水に溶けず、肌の表面に残ることで痒みやニキビといったトラブルの引き金にもなります。

そして厄介なことに、せっけんカスを残さないために顔をすすぎすぎると、今度は肌に必要な脂分が奪われ過ぎて乾燥肌になってしまうのです。

住んでいる地域での水の硬度の調べ方

冒頭で「ドイツではほとんどの地域が硬水」と書きましたが、水の硬度には地域差があります。

硬度が調べられるサイトは「Wasserhaerte.net」や「test Wasserhärte」などいくつかあり、郵便番号や都市名を入力するとその地域の水の硬度が検索できます。

ドイツでは水の硬度に「°dH(Grad deutscher Härte)」という単位が使われ、8.4°dH以下であれば軟水、14°dH以上の水は硬水という定義。

とはいえ日本も採用しているWHOの定義では、ドイツで「中間~硬水」とされている硬度が「硬水」や「超硬水」に当たるので注意。ドイツ定義で中間くらいの硬度であっても安心できません。

ちなみに私が以前住んでいたヴュルツブルクは超硬水地域でもあり、硬度はなんと41°dH!土壌がカルキ質であるのが理由ですが、そのおかげで美味しいワインが作れるとも聞いたことがあります。

以下はWasserhaerte.netで調べた主要都市での水の硬度(同じ町の中でも場所によって差があります)。

  • ベルリン:19°dH
  • フランクフルト:20°d
  • デュッセルドルフ:16.5°dH
  • ミュンヘン:16°dH

硬水対策のスキンケア

硬水の肌への影響やドイツの水の硬度が分かった所で、ここからは私が実践しているスキンケアを紹介します。

水で洗わずミセラウォーターを使ってみる

洗顔料で顔を洗うのは肌への刺激になるので控え、ミセラウォーターを使うようにしています。

ミセラウォーターはメイクや肌の汚れを落としてくれる優れもの。ドイツ語では「ミツェレンヴァッサー(Mizellenwasser)」と言い、ドラッグストアにいくと色んなメーカーの商品がならんでいます。

使い方はコットンにミセラウォーターを浸し、優しくなでるように顔全体を拭くだけ。強くこするのは厳禁です。

はじめは汚れが落ちているか心配でしたが、使用後のコットンを見ると結構汚れは落ちているみたいですし、ニキビなどのトラブルもないので使い続けています。

洗顔するよりもかなり時短になるのも、ミセラウォーターの良い所です。

ラヴェーラ ミセラウォーター

最近のお気に入りはラヴェーラのミセラウォーター。ヒアルロン酸配合で保湿効果もばっちりなほか、ほのかなラムネ菓子のような香り爽やかな気分にさせてくれます。

便利なミセラウォーターですが、しっかり化粧をしているときは何度も肌を拭かないとメイクが落ちない印象。あまり肌をこすると逆にそれが刺激になるので(コットンを何枚も使いますし)、メイクを落とすときは次項で紹介する点に気をつけながらクレンジング剤で洗顔をしています

水で洗顔したい時のTipps

メイクを落とすときや、たまにどうしても水で顔を洗いたい時には次の点に気をつけています。

  • ダブル洗顔をしない
  • 現地の製品を使う
  • 水の温度に気をつける
  • 洗顔料の洗い残しに気をつける(小鼻のわき、髪の生え際など)
  • ゴシゴシこすらない
  • 最後にミセラウォーターでひとふき

ダブル洗顔はNG

硬水の地域ではダブル洗顔はおすすめしません。2回も顔を洗うと肌への負担が大きいですし、乾燥してクリームを塗っても肌がつっぱっている様な不快感が残ったりします。

ドイツには1本でクレンジング&洗顔機能を備えた商品が沢山あるので、それらを使ってみるのがおすすめ。

これらはクレンジングミルクやオイルであることが多く、日本のように泡立てて洗う商品は少数派です。使い始めの頃は「あんまりサッパリしないなぁ」と感じるかもしれませんが、ドイツでの洗顔はそういうものだと思って受け入れるしかありません。

アンネマリーボーリンド クレンジングミルク

ちなみに私はアンネマリーボーリンドのローズデューシリーズから出ているクレンジングミルクを使用。これまで何度か他のクレンジングも使ってみましたが、肌への馴染ませやすさやメイクの落ちやすさ、保湿力はこれが一番で、浮気をしてはこのクレンジングミルクに戻ってくるという感じです。

現地の製品を使う

日本で売っている泡立てるタイプの洗顔料は、ドイツで使っても泡立ちが悪いです。本来たっぷりの泡で洗うべき洗顔料なのに少ない泡で洗っていては、汚れも充分に落ちないですし肌への負担も大きくなります。

なので特に洗顔に関してはドイツの水や環境に合った現地製品を使った方が、肌トラブルも少なくなるのでは…というのが私の考えです。

日本から持ってきている製品で問題なく使えているのであればそれで良いでしょう。とはいえ今後ドイツに長く住む予定であるならば、現地で自分に合う物を見つける方が、長い目で見ても良いのではないかと思います。

ドイツにはユーセリンラロッシュポゼといった皮膚科医推奨ブランドやオーガニックコスメも多いです。敏感肌用(Empfindliche Haut)のスキンケアも沢山あるので、心配な人はこちらから試してみてはいかがでしょうか。

水の温度に気をつける

洗顔をする時の温度は、人肌くらいのぬるま湯。

水が冷たいと汚れや余分な皮脂が落ちにくいほか、熱すぎると肌が乾燥しやすくなります。

洗顔料の洗い残しに気をつける

泡の立たないクレンジングミルクで洗顔すると、すすいだ時に髪の生え際や小鼻のわきなどに洗顔料が残りやすいです。

すすぎ残しはニキビなどの原因になるので(経験あり)、洗顔後に鏡でしっかりチェックするようにしています。

ゴシゴシこすらない

洗顔時も顔を拭く時も、ゴシゴシこするのは厳禁!

私は吸水性の高いマイクロファイバーのタオルを使っていますが、顔に優しく当てるだけで水分を取ってくれるのでとても便利です。

マイクロファイバーの注意点としては、繊維が細かいのでこれで擦ると肌を傷つける可能性があるとのこと。使う時は、あくまでも優しく当てるだけです。

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最後にミセラウォーターでひとふき

水道水のカルキや洗い残しが肌に残っているか気になるので、洗顔後にミセラウォーターで顔を一拭きするようにしています。

とはいえ既に顔は洗っているので、刺激にならないためにも「触るかさわらないかの力加減で肌の上にコットンを滑らせる」という感じです。

保湿はしっかりと

季節を問わず肌の保湿はかなり重視しています。肌の乾燥と言えば冬のイメージですが、夏でも紫外線などの影響で肌は乾燥しやすいです。

肌が乾燥すると以下のようなトラブルが起こりやすいので気をつけたいところ。

  • 肌がカサカサする
  • 毛穴の炎症によるニキビ、吹き出物
  • 毛穴のたるみ
  • メイクの乗りが悪くなる
  • 保湿機能が失われて敏感肌になる
  • つっぱっているような感じがして不快

アンネマリーボーリンド ヒアルロンシェイク

使っているのはヒアルロン酸入りの美容オイル(写真:アンネマリーボーリンドのヒアルロンシェイク)やアルガンオイルのほか、保湿を重視した乾燥肌向けのスキンケア商品です。

乾燥肌向けラインは大体どのブランドからも出ているので、気になる人は商品を選ぶときに「Trockene Haut(乾燥肌向け)」の文字を探してみてください。

週に一度はピーリング&マスクで集中ケア

普段はミセラウォーターでササッと拭くだけですが、週に一度はピーリングをして余分な角質を落とすようにしています。

そしてマスクで1週間分のエネルギーをチャージ!ドラッグストアには色んな種類のフェイスマスクやパックが売っているので、その時の気分や肌の状態に合わせて使うものを選んでいます。

日本から持ってきたマスクは大事に大事に使っています… 九州で買ったご当地ルルンはかぼすの爽やかな香り。肌も心もリフレッシュできて元気になります。

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日々の生活習慣でも健康な肌作りを意識

スキンケアとは直接関係ありませんが、肌のトラブルを減らすために日常生活で気をつけている事もいくつかあります。

そのひとつは食事。体の内側から肌の健康に働きかけるのも大事だと思うので、たんぱく質が多い豆類腸内環境を整えるヨーグルト抗酸化作用のあるビタミンEが多いナッツやアボカド等は積極的に食べるようにしています。

あとは甘いものをなるべく控えていますが、1週間に1回のケーキタイムはなかなか止められません!

食べ物以外では、紫外線対策にも気を使うようにしています。ドイツの夏は日照時間が長いので、何も対策しないと肌へのダメージ大。

また私は肌が紫外線に対して敏感な方(太陽に当たるとすぐピリピリします)なので、春~秋にかけてはちょっと外に出るだけでもしっかり日焼け対策をしています。

ユーセリン 日焼け止め

最近使い始めたのはユーセリンのシミケア&美白効果がある日焼け止め「Pigment Control Sun Fluid」。特許取得のチアミド―ルという成分が配合され、色素沈着を緩和するほかシミに働きかけて肌のトーンを明るくしてくれるそうです。

まだ使い始めたばかりなのでシミや美白効果はよく分かりませんが、伸びが良いほかベタつきが無くて使いやすいので、しばらく継続してみようと思っています。

硬水対策のスキンケア:まとめ

ドイツで私が実践しているスキンケアを紹介しました。全ての人に合う訳ではありませんが、こんな方法もあるのかと参考になったなら嬉しいです。

肌の乾燥やニキビは硬水+洗いすぎが原因であることも多かったりします。しっかり洗って保湿もしているのに肌トラブルが解決しないという人は、一度ミセラウォーターで拭くだけのシンプルな方法を試してみても良いかもしれません。

このほかコスメレビューやおすすめ商品は、このブログの「コスメ」カテゴリーや「2019年 使ってよかったドイツのオーガニックコスメ10品」で紹介しています。

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